教育理念と学習・教育目標
2007年10月18日制定・公開
千葉工業大学の教育理念は、建学の精神である「自学自律」と「師弟同行」に集約されます。自学自律とは「自ら学び」「思索し」「創造し」「解決する力を養う」ことであり、それを達成するために教員と学生が一体となって学問に携わることを師弟同行と呼んでいます。
建築都市環境学科では、この本学の教育理念に基づき建築都市環境分野における技術や設計・デザインに対応し、かつ先導できる技術者・設計者を育成し社会に送り出すことを目標として以下の(A)~(D)の学習・教育目標を定めております。
(A)基礎学力の修得
豊かな教養と共に建築都市環境に関わるしっかりした基礎学力を総合的に備えている技術者・設計者。
- 自然科学における数理ならびに情報技術に関する知識とそれらを活用できる能力を修得していること。
- 社会における多様な価値観を認識し柔軟に思考することができる素養を有していること。
(B)環境への配慮と技術者倫理の修得
建築都市環境に関わる専門的知識に基づく倫理観を有するとともに地球環境の将来を考える素養を持つ技術者・設計者。
- 技術者・設計者として社会に対する役割や責任を説明できること。
- 地域・都市・構造物の創造が地球環境に与える負荷について説明できること。
(C)専門的知識と自己学習能力の修得
建築都市環境に関わる専門的知識と技術を修得しているとともに、それらの最新動向について継続的に自ら学習する能力のある技術者・設計者。
- 専門分野に関する知識とそれを活用する能力を有していること。
- 専門分野に関する知識に基づいて構造物のデザイン・設計の方法を修得していること。
- 専門分野に関する知識や技術に関して自主的,継続的に学習することを習慣的に身につけていること。
(D)問題解決能力とコミュニケーション能力の修得
問題解決にむけて合理的な解決策を自ら模索しまとめ人々に伝える能力のある技術者・設計者。
- 問題解決にむけた方法や手順を計画し定められた時間内で実行できること。
- 学習や研究から得られた成果や知見に対する論理的な記述方法を修得していること。
- 論理的な発想に基づくコミュニケーション・プレゼンテーション能力ならびに英語による国際的コミュニケーションの基礎的な能力を有すること。
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